高校生 海外体験記

高校生のヨーロッパ研修感想記

2週間かけて5カ国めぐる
前々からヨーロッパには行ってみたいと思っていた。旅行番組が好きでヨーロッパの綺麗な街並みや建造物には興味を持っていた。それに家族からの強い勧めもあり、勇気を出して今回ヨーロッパを巡る旅行に申し込んでみた。

ヨーロッパの人達がどの様な料理を食べてどの様な建物で暮らし、どの様な景色を見て毎日を過ごしているのか、それを実際に自分の肌で感じたかったからということもあるが、消極的な自分を少しでも変えたかったということが大きな理由だった。

今回、2週間かけて5カ国を回るというとてもハードな日程だったのだが、一日一日がとても濃密で充実していたので2週間が長く感じた。ヨーロッパにはかなり大きな期待を抱いて行ったのだが、それ以上のものがそこにはあった。全体的にヨーロッパは日本の様に近代的な雰囲気はあまり無く、伝統的なものを目に見える形で残しておいていた。煉瓦造りの低層の建物や石造りの道路。高層ビルは街の景観が損なわれるからという理由で無い。どこかホッとする様な街並み。日本とは違う、敢えて発展させない良さがあった。

チェコ・プラハの街

2週間の旅で最も印象に残った出来事がある。それは、チェコ・プラハの街で迷子になったことだ。私の素敵な方向感覚とプラハの入り組んだ街並みのお陰で、どうやら地図の外を彷徨っていたらしく、長い時間歩き回ったのだが結局目的地には着かなかった。

 

その後も2回程、他の国においてだが、歩き回って結局目的地に着かず終いという経験をした。地図を持っているとはいえ、知らない土地を彷徨い歩くのはとても焦る。このまま帰れなくなるのではないかと思ってしまう。

 

しかし、この様な知らない土地で迷子になるというのも、旅の醍醐味の一つだと思っている。すんなり目的地に着いてはつまらない。迷い込んだ先に見つける物もある。そのプラハでは住宅地に迷い込んだ。観光施設の周辺とは違い、閑散としそこはかとなく生活感が漂っていて魅力的だった。見知らぬ土地で迷子になっているわけで楽しんでいる場合ではないのだが、自分がもしここに住んでいたらどの様な生活をしているのかなどと想像して大いに迷子を楽しんだ。旅には寄り道も必要だ。 

 


日本人の自己主張

この研修旅行を経て何か成長したかと言われれば、度胸がついた。以前は、ちょっとしたことでも人に自分の意見を言えずに飲み込んでしまっていた。しかし2週間「阿吽の呼吸」などという概念のない国々を旅して、はっきりと意見を言うことへのネガティブなイメージが払拭された。
そして嫌だと伝えることも大切だが、良いと思うこともきちんと相手に伝えることの大切さを知った。「言わなければ伝わらない」。本当にこの言葉を身を持って感じた。感情を表に出すことに躊躇いがある日本人だが、国際化を目指すならもう少し自己中心的になっても良いのではないのか。



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